• 802.11 ワイヤレス ネットワーク設定の理解
• デバイスのコントロール パネルとワイヤレス セットアップ ウィザ
ードを使用してワイヤレス通信をセットアップするには
• インストール プログラムを使用してワイヤレス通信をセットアッ
プするには
(Windows)
• ワイヤレス ネットワークでデバイスをセットアップするには (Mac
OS)
• ワイヤレス通信をオフにするには
• ワイヤレス テスト ページを印刷するには
• ワイヤレス設定をリセットする
• ワイヤレス ネットワークでのノイズの減少ガイドライン
• ワイヤレス ネットワークのセキュリティ保証ガイドライン
802.11 ワイヤレス ネットワーク設定の理解
ネットワーク名
(SSID)
デフォルトでは、デバイスはワイヤレス
ネットワーク名、または
"hpsetup" という名前の Service Set Identifier (SSID) を探します。 お
使いのネットワークには、異なる
SSID があることがあります。
通信モード
第
7 章
148
構成と管理
通信モードには
2 つのオプションがあります:
• アドホック: アドホック ネットワーク上では、デバイスはアドホ
ック通信モードに設定され、
WAP を使用しないでその他のワイヤ
レス
デバイスと直接通信します。
アドホック
ネットワーク上のデバイスはすべて次のとおりでなけ
ればなりません:
◦ 802.11 互換
◦ 通信モードがアドホックである
◦ 同じネットワーク名 (SSID) である
◦ 同じサブネットと同じチャンネル上にある
◦ 同じ 802.11 セキュリティ設定がある
• インフラストラクチャ (推奨): インフラストラクチャ ネットワー
クでは、デバイスはインフラストラクチャ通信モードに設定され、
デバイスがワイヤードかワイヤレスかに関係なく、デバイスは
WAP を通じてネットワーク上の他のデバイスと通信します。
WAP は一般的には、小さなネットワーク上でルーター、またはゲ
ートウェイとして機能します。
セキュリティ設定
注記 ワイヤレス
セキュリティの詳細については、
www.weca.net/
opensection/pdf/whitepaper_wi-fi_security4-29-03.pdf
を参照してく
ださい。
• ネットワーク認証: デバイスの出荷時のデフォルト設定は 'Open'
で、これは認証や暗号化にセキュリティを必要としません。
他に
は
'OpenThenShared'、'Shared'、'WPA-PSK' (Wi-Fi
®
Protected
Access Pre-Shared Key) などの値があります。
WPA はネットワーク上のデータ保護のレベルと、既存および将来
の
Wi-Fi ネットワークのアクセス コントロールを向上させます。
802.11 基準のオリジナルのネイティブ セキュリティ機構である、
WEP の既存の弱点に対応しています。
デバイスのワイヤレス通信のセットアップ
(HP Officejet J4680 のみ)
149
WPA2 は第二世代の WPA セキュリティで、認証を受けたユーザし
かワイヤレス
ネットワークにアクセスできないようにして、企業
や
Wi-Fi ユーザに高レベルの安全を提供します。
• データの暗号化:
◦ Wired Equivalent Privacy (WEP) では、あるワイヤレス デバイ
スから別のワイヤレス
デバイスにラジオ波上で送信するデータ
を暗号化することで、セキュリティを提供します。
WEP 対応の
ネットワーク上のデバイスは、
WEP キーを使用してデータを暗
号化します。
ネットワークで WEP を使用している場合、使用
する
WEP キーを知っている必要があります。
◦ WPA では暗号化に、Temporal Key Integrity Protocol (TKIP) を
現在使用可能な標準
Extensible Authentication Protocol (EAP) タ
イプの
1 つと共に使用し、802.1X 認証を採用しています。
◦ WPA2 によって新しい暗号化スキームである Advanced
Encryption Standard (AES) が提供されます。 AES は 暗号文ブ
ロック連鎖モード
(CCM) で定義され、Independent Basic
Service Set (IBSS) をサポートして、アドホック モードで動作
しているクライアント
ワークステーション間のセキュリティを
可能にします。
デバイスのコントロール
パネルとワイヤレス セットアップ ウィザード