G: 同じ回線でファクスとコンピュータ モデムを一緒に
利用する
(電話の着信なし)
電話を受け付けないファクス回線を利用し、この回線にコンピュータ
モデムを接続する場合は、次のようにデバイスをセットアップしま
す。
注記 コンピュータにダイヤルアップ
モデムがある場合、コンピュ
ータのダイヤルアップ
モデムはデバイスと電話回線を共有しま
す。
モデムとデバイスを同時に使用することはできません。 たと
えば、コンピュータのダイヤルアップ
モデムを使用して電子メール
を送信したりインターネットにアクセスしたりしている最中に、デ
バイスのファクス機能を使用することはできません。
• コンピュータのダイヤルアップ モデム環境でデバイスをセットア
ップするには
• コンピュータの DSL/ADSL モデム環境でのデバイスのセットアッ
プ
コンピュータのダイヤルアップ
モデム環境でデバイスをセット
アップするには
1 つの電話回線をファクスの送信とコンピュータのダイヤルアップ モ
デムに使用している場合は、次の手順に従ってデバイスをセットアッ
プします。
図
7-6 デバイス背面図
デバイスのファックス機能のセットアップ
121
1
壁側のモジュラージャック
2
"1-LINE" ポートに接続したデバイス付属の電話コー
ドを使用する
3
モデム搭載コンピュータ
コンピュータ
ダイヤルアップ モデムの環境でデバイスをセットアップ
するには
1
.
デバイスの背面の
2-EXT と書かれているポートから白いプラ
グを抜き取ります。
2
.
コンピュータ
(コンピュータのダイヤルアップ モデム) の背面
と壁側のモジュラージャック間をつなぐ電話コードを見つけ
ます。
そのコードを壁側のモジュラー ジャックから抜き、デ
バイスの背面の
2-EXT と書かれているポートに差し込みま
す。
3
.
デバイスに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラー
ジャックに、もう一方の端をデバイスの背面の
1-LINE と書か
れているポートに接続します。
注記 付属のコードで壁側のモジュラー
ジャックとデバイ
スを接続しないと、ファクス機能が正常に動作しない場合
があります。この専用電話コードは、自宅やオフィスで使
用している電話コードとは異なります。
4
.
モデムのソフトウェアで、ファクスをコンピュータに自動受
信するよう設定している場合は、その設定を解除してくださ
い。
注記 モデムのソフトウェアで自動ファクス受信の設定を
解除しないと、デバイスでファクスを受信できなくなりま
す。
5
.
自動応答
の設定をオンにします。
6
.
(オプション) [応答呼出し回数] 設定を最小設定 (呼び出し 2
回
) に変更します。
7
.
ファクス
テストを実行します。
電話が鳴ると、
[応答呼出し回数] で設定した数だけ呼び出し音が鳴っ
た後にデバイスが自動応答します。デバイスは、ファクス受信トーン
を送信側ファクスに対して発信し、ファクスを受信します。
第
7 章
122
構成と管理
コンピュータの
DSL/ADSL モデム環境でのデバイスのセットア
ップ
DSL 回線があり、その電話回線を使用してファクスを送信する場合
は、次の手順に従ってファクスをセットアップします。
1
壁側のモジュラージャック
2
パラレル
スプリッター
3
DSL/ADSL フィルタ
デバイスに付属の電話ジャックの片方の端を、デバ
イス背部の
1-LINE ポートに接続します。 コードの
もう一方の端を
DSL/ADSL フィルタに接続しま
す。
4
コンピュータ
5
コンピュータの
DSL/ADSL モデム
注記 パラレル
スプリッターを購入する必要があります。 パラレ
ル
スプリッターは前面に RJ-11 ポートが 1 つ、背面に RJ-11 ポー
トが
2 つあります。 前面に 2 つの RJ-11 ポート、背面にプラグが
ある
2 線式の電話スプリッター、シリアル スプリッター、または
パラレル
スプリッターは使用しないでください。
デバイスのファックス機能のセットアップ
123
コンピュータの
DSL/ADSL モデムの環境でデバイスをセットアップす
るには
1
.
DSL フィルタは、DSL プロバイダから入手してください。
2
.
デバイスに付属の電話コードの一方の端を
DSL フィルタに、
もう一方の端をデバイス背面の
1-LINE というラベルの付いた
ポートに接続します。
注記 付属のコードで
DSL フィルタとデバイス背面を接続
しないと、ファクス機能が正常に動作しない場合がありま
す。この専用電話コードは、自宅やオフィスで使用してい
る電話コードとは異なります。
3
.
DSL フィルタをパラレル スプリッターに接続します。
4
.
DSL モデムをパラレル スプリッターに接続します。
5
.
パラレル
スプリッターを壁側のモジュラー ジャックに接続し
ます。
6
.
ファクス
テストを実行します。
電話が鳴ると、
[応答呼出し回数] で設定した数だけ呼び出し音が鳴っ
た後にデバイスが自動応答します。デバイスは、ファクス受信トーン
を送信側ファクスに対して発信し、ファクスを受信します。
ケース