E: 電話とファクスを一緒に利用する
同じ電話番号で電話とファクスを一緒に受け、この電話回線にオフィ
ス機器
(またはボイスメールサービス) を何も接続しない場合は、次の
ようにデバイスを設定します。
図
7-4 デバイス背面図
1
壁側のモジュラージャック
2
デバイス付属の電話コードを使用して
1-LINE ポー
トに接続する
第
7 章
118
構成と管理
3
電話機
(オプション)
電話とファクスの共有回線環境にデバイスをセットアップするには
1
.
デバイスに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラー
ジャックに、もう一方の端をデバイスの背面の
1-LINE と書か
れているポートに接続します。
注記 付属のコードで壁側のモジュラー
ジャックとデバイ
スを接続しないと、ファクス機能が正常に動作しない場合
があります。この専用電話コードは、自宅やオフィスで使
用している電話コードとは異なります。
2
.
次のいずれかの操作を行います。
•
パラレル方式の電話システムを使用している場合、デバイ
スの背面の
2-EXT と書かれているポートから白いプラグを
抜き取り、このポートに電話を接続します。
•
シリアル方式の電話の場合は、壁のプラグが接続されたデ
バイスのケーブルの一番先に電話を直接接続します。
3
.
ここで、デバイスでのファクス呼び出し音の応答方法を、自
動または手動に決めます。
•
着信に
[自動] で応答する設定の場合は、デバイスがすべて
の着信に応答し、ファクスを受信します。
この場合、デバ
イスではファクスと電話を区別できません。着信が電話で
あると思われる場合、デバイスが着信に応答する前に自分
で応答する必要があります。
デバイスで着信を自動的に受
信するには、自動応答
設定をオンにします。
•
ファクスを
[手動] で受信する設定の場合は、ファクス受信
に直接応答しなければ、デバイスでファクスを受信できま
せん。
手動で着信に応答するようにデバイスを設定するに
は、自動応答
をオフにします。
4
.
ファクス
テストを実行します。
デバイスが着信に応答する前に受話器を取って、送信側ファクス機か
らのファクス
トーンが聞こえた場合は、手動でファクスに応答しま
す。
(続き)
デバイスのファックス機能のセットアップ
119
ケース