• ファクス テストに失敗した
• ディスプレイに常に「受話器が外れています」と表示される
• ファクスの送受信がうまくできない
• 手動によるファクスの送信がうまくできない
• ファクスを受信できないが、送信はできる
• ファクスを送信できないが、受信はできる
• ファクス トーンが留守番電話に録音される
• デバイスに付属の電話コードの長さが十分でない
• カラー印刷できません
• コンピュータでファクスを受信できません (PC ファクス受信)
ファクス
テストに失敗した
ファクス
テストを実行して失敗した場合、レポートを調べてエラーの
基本情報を確認します。
詳細については、レポートでテストのどの部
分で失敗したか確認し、このセクションの該当トピックで対処方法を
ご確認ください。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
• 「ファクス ハードウェア テスト」に失敗した
• 「ファクスが壁側電話ジャックに接続完了」テストに失敗した
• 「電話コードがファクスの正しいポートに接続完了」テストに失敗
した
• 「ファクスで正しい電話コード使用中」テストに失敗した
• 「ダイヤルトーン検出」テストに失敗した
• 「ファクス回線状態」テストに失敗した
ファクスの問題の解決
205
「ファクス
ハードウェア テスト」に失敗した
解決方法
:
• デバイスのコントロール パネルの 電源 ボタンを使用してデバイ
スの電源をオフにし、本体背面から電源コードを抜きます。
数
秒経過してから、電源コードを再び接続し、電源をオンにしま
す。
もう一度テストを実行します。 またテストに失敗した場
合、引き続きこのセクションのトラブルシューティング情報を
調べてください。
• テスト ファクスを送信または受信してみてください。 ファクス
の送信または受信に成功したら、問題ない可能性があります。
• [ファクス セットアップ ウィザード] (Windows) または [ファク
ス
セットアップ ユーティリティ] (Mac OS) からテストを実行し
ている場合、ファクスの受信やコピーなど他のタスクを完了す
るためにデバイスがビジーになっていないことを確認します。
コントロール
パネル ディスプレイのメッセージで、本体がビジ
ー状態であるかどうかを確認してください。
ビジー状態の場
合、タスクが終了してアイドル状態になってからテストを実行
します。
• 必ず本製品付属の電話コードを使用してください。 付属のコー
ドで壁側のモジュラー
ジャックと本体を接続しないと、ファク
スの送受信が正常に行われないことがあります。
本製品付属の
電話コードを差し込んだら、ファクス
テストをもう一度実行し
ます。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラージ
ャックに接続する
2 コード コネクタです。) スプリッターを取
り外し、本体を壁側のモジュラー
ジャックに直接接続してみて
ください。
見つかった問題を解決した後、もう一度ファクス
テストを実行し
ます。テストに成功した場合は、ファクスを使用することができま
す。
[ファクス ハードウェア テスト] の失敗が続き、ファクスを使
用できない場合は、
HP サポートにお問い合わせください。
www.hp.com/support
にアクセスしてください。 情報の入力を要求
された場合は、国または地域を選択して、
[お問い合わせ] をクリッ
クして情報を参照しテクニカル
サポートにお問合せください。
第
8 章
206
保守とトラブルシューティング
「ファクスが壁側電話ジャックに接続完了」テストに失敗した
解決方法
:
• 電話の壁側のモジュラー ジャックと本体の接続を確認して、電
話コードがしっかり接続されていることを確認します。
• 必ず本製品付属の電話コードを使用してください。付属のコー
ドで壁側のモジュラー
ジャックと本体を接続しないと、ファク
スの送受信が正常に行われないことがあります。本製品付属の
電話コードを差し込んだら、ファクス
テストをもう一度実行し
ます。
• 本体が壁側のモジュラー ジャックに正しく接続されていること
を確認します。
デバイスに付属の電話コードの一方の端を壁側
のモジュラー
ジャックに、もう一方の端をデバイスの背面の 1-
LINE と書かれているポートに接続します。 ファクスを使用する
ための本体の設定の詳細については、
デバイスのファックス機
能のセットアップ
を参照してください。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラージ
ャックに接続する
2 コード コネクタです。) スプリッターを取
り外し、本体を壁側のモジュラー
ジャックに直接接続してみて
ください。
• 正常に機能する電話機と電話コードを、本体で使用している壁
側のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認しま
す。
ダイヤル トーンが聞こえない場合、電話会社に連絡して、
回線の検査を依頼してください。
• テスト ファクスを送信または受信してみてください。ファクス
の送信または受信に成功したら、問題ない可能性があります。
見つかった問題を解決した後、もう一度ファクス
テストを実行し
ます。テストに成功した場合は、ファクスを使用することができま
す。
ファクスの問題の解決
207
「電話コードがファクスの正しいポートに接続完了」テストに
失敗した
解決方法
: 電話コードを正しいポートに接続します。
1
.
デバイスに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラ
ー
ジャックに、もう一方の端をデバイスの背面の 1-LINE
と書かれているポートに接続します。
注記
2-EXT ポートを使用して壁側のモジュラー ジャッ
クに接続すると、ファックスの送受信はできません。
2-
EXTポートは、留守番電話などの機器接続専用です。
図
8-1 デバイス背面図
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポートに接続したデバイス付属の電話コードを使
用する
2
.
1-LINE というラベルの付いたポートに電話コードを接続し
たら、もう一度ファクス
テストを実行します。テストに成
功すると、ファクスを使用することができます。
3
.
テスト
ファクスを送信または受信してみてください。
第
8 章
208
保守とトラブルシューティング
• 必ず本製品付属の電話コードを使用してください。付属のコー
ドで壁側のモジュラー
ジャックと本体を接続しないと、ファク
スの送受信が正常に行われないことがあります。本製品付属の
電話コードを差し込んだら、ファクス
テストをもう一度実行し
ます。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラージ
ャックに接続する
2 コード コネクタです。) スプリッターを取
り外し、本体を壁側のモジュラー
ジャックに直接接続してみて
ください。
「ファクスで正しい電話コード使用中」テストに失敗した
解決方法
:
• 本製品に付属の電話コードを使用して、壁側のモジュラージャ
ックに接続していることを確認してください。
下図のように、
電話コードの一方の端を本体背面にある
1-LINE というラベルの
付いたポートに接続し、もう一方の端を壁側のモジュラージャ
ックに接続します。
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポートに接続したデバイス付属の電話コードを使用する
本製品に付属の電話コードの長さが足りない場合、カプラーを
使用して延長できます。
カプラーは、電話のアクセサリを扱っ
ファクスの問題の解決
209
ている電器店で購入できます。
自宅やオフィスで使用している
通常の電話コードがもう
1 本必要です。
• 電話の壁側のモジュラー ジャックと本体の接続を確認して、電
話コードがしっかり接続されていることを確認します。
• 必ず本製品付属の電話コードを使用してください。付属のコー
ドで壁側のモジュラー
ジャックと本体を接続しないと、ファク
スの送受信が正常に行われないことがあります。本製品付属の
電話コードを差し込んだら、ファクス
テストをもう一度実行し
ます。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラージ
ャックに接続する
2 コード コネクタです。) スプリッターを取
り外し、本体を壁側のモジュラー
ジャックに直接接続してみて
ください。
「ダイヤルトーン検出」テストに失敗した
解決方法
:
• 本体と同じ電話回線を使用している他の機器がテスト失敗の原
因となっている可能性があります。
他の機器が原因になってい
るかどうかを確認するために、電話回線からすべての機器を外
し、もう一度テストを実行します。
他の機器を外したときに [ダ
イヤルトーン検出テスト
] に成功する場合、他の 1 つ以上の機器
が問題の原因になっている可能性があります。問題の原因にな
っている機器を特定できるまで、機器を一度に
1 つずつ戻し、
そのたびにテストを実行します。
• 正常に機能する電話機と電話コードを、本体で使用している壁
側のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認しま
す。ダイヤル
トーンが聞こえない場合、電話会社に連絡して、
回線の検査を依頼してください。
• 本体が壁側のモジュラー ジャックに正しく接続されていること
を確認します。デバイスに付属の電話コードの一方の端を壁側
のモジュラー
ジャックに、もう一方の端をデバイスの背面の 1-
LINE と書かれているポートに接続します。
第
8 章
210
保守とトラブルシューティング
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラージ
ャックに接続する
2 コード コネクタです。) スプリッターを取
り外し、本体を壁側のモジュラー
ジャックに直接接続してみて
ください。
• PBX システムなど、ご使用の電話システムが通常のダイヤル ト
ーンを使用していない場合、テストに失敗する原因になる可能
性があります。
これは、ファクス送受信の問題の原因にはなり
ません。
テスト ファクスを送信または受信してみてください。
• お住まいの国/地域に対して、国/地域の設定が適切に設定されて
いることを確認してください。
国/地域が設定されてないか、間
違って設定されていると、テストに失敗し、ファクスの送受信
に問題が発生することがあります。
• 本体をアナログ電話回線に接続していることを確認してくださ
い。アナログ電話回線に接続していないと、ファクスを送受信
できません。
電話回線がデジタルであるかどうかを確認するに
は、回線に通常のアナログ電話を接続してダイヤルトーンを聞
きます。
通常のダイヤル音が聞こえない場合は、デジタル電話
用に設定された電話回線の場合があります。
本体をアナログ回
線に接続し、ファクスの送受信を試します。
• 必ず本製品付属の電話コードを使用してください。付属のコー
ドで壁側のモジュラー
ジャックと本体を接続しないと、ファク
スの送受信が正常に行われないことがあります。本製品付属の
電話コードを差し込んだら、ファクス
テストをもう一度実行し
ます。
見つかった問題を解決した後、もう一度ファクス
テストを実行し
ます。テストに成功した場合は、ファクスを使用することができま
す。
[ダイヤル トーン検出] テストに引き続き失敗し続ける場合、
電話会社に連絡して回線の検査を依頼してください。
ファクスの問題の解決
211
「ファクス回線状態」テストに失敗した
解決方法
:
• 本体をアナログ電話回線に接続していることを確認してくださ
い。アナログ電話回線に接続していないと、ファクスを送受信
できません。電話回線がデジタルであるかどうかを確認するに
は、回線に通常のアナログ電話を接続してダイヤルトーンを聞
きます。通常のダイヤル音が聞こえない場合は、デジタル電話
用に設定された電話回線の場合があります。本体をアナログ回
線に接続し、ファクスの送受信を試します。
• 電話の壁側のモジュラー ジャックと本体の接続を確認して、電
話コードがしっかり接続されていることを確認します。
• 本体が壁側のモジュラー ジャックに正しく接続されていること
を確認します。デバイスに付属の電話コードの一方の端を壁側
のモジュラー
ジャックに、もう一方の端をデバイスの背面の 1-
LINE と書かれているポートに接続します。
• 本体と同じ電話回線を使用している他の機器がテスト失敗の原
因となっている可能性があります。他の機器が原因になってい
るかどうかを確認するために、電話回線からすべての機器を外
し、もう一度テストを実行します。
◦ 他の機器を外したときに [ファクス回線状態テスト] に成功す
る場合、他の
1 つ以上の機器が問題の原因になっている可能
性があります。問題の原因になっている機器を特定できるま
で、機器を一度に
1 つずつ戻し、そのたびにテストを実行し
ます。
◦ 他の機器を外して [ファクス回線状態テスト] に失敗する場合
は、正常に機能している電話回線に本体を接続して、引き続
きこのセクションのトラブルシューティングを実施します。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラージ
ャックに接続する
2 コード コネクタです。) スプリッターを取
り外し、本体を壁側のモジュラー
ジャックに直接接続してみて
ください。
• 必ず本製品付属の電話コードを使用してください。付属のコー
ドで壁側のモジュラー
ジャックと本体を接続しないと、ファク
スの送受信が正常に行われないことがあります。本製品付属の
電話コードを差し込んだら、ファクス
テストをもう一度実行し
ます。
第
8 章
212
保守とトラブルシューティング
見つかった問題を解決した後、もう一度ファクス
テストを実行し
ます。テストに成功した場合は、ファクスを使用することができま
す。
[ファクス回線状態] テストに引き続き失敗し続け、ファクスが
できない場合、電話会社に連絡して回線の検査を依頼してくださ
い。
ディスプレイに常に「受話器が外れています」と表示される
解決方法
: 間違った種類の電話コードを使用しています。 本体を
電話回線に接続する際は、必ず付属の電話コードを使用してくださ
い。本製品に付属の電話コードの長さが足りない場合、カプラーを
使用して延長できます。カプラーは、電話のアクセサリを扱ってい
る電器店で購入できます。自宅やオフィスで使用している通常の電
話コードがもう
1 本必要です。
解決方法
: 本体と同じ電話回線の他の機器が使用中である可能性
があります。
内線電話 (同じ電話回線を使用している電話で、本体
に接続されていないもの
) またはその他の機器が使用中でないこ
と、受話器が外れていないことを確認してください。
内線電話の
受話器が外れている場合や、コンピュータのモデムを経由して電子
メールの送信やインターネットへのアクセスを実行している場合、
本体のファクス機能は使用できません。
ファクスの送受信がうまくできない
解決方法
: 本体の電源がオンになっていることを確認します。 本
体のディスプレイを見てください。
ディスプレイに何も表示され
ず、電源
ランプが点灯していない場合は、本体の電源が入ってい
ません。
本体の電源コードが電源コンセントにしっかりと差し込
まれていることを確認してください。
電源 ボタンを押して、デバ
イスの電源を入れてください。
本体の電源をオンにしたら、
5 分ほど待ってから、ファクスの送受
信を行うようお勧めします。
本体の電源をオンにしても、初期化
中は送受信できません。
ファクスの問題の解決
213
解決方法
: PC ファックス受信が有効になっている場合、ファック
ス
メモリが一杯になっているとファックスの送受信ができないこ
とがあります。
(デバイス メモリに制限されます。)
解決方法
:
• 本製品に付属の電話コードを使用して、壁側のモジュラージャ
ックに接続していることを確認してください。
下図のように、
電話コードの一方の端を本体背面にある
1-LINE というラベルの
付いたポートに接続し、もう一方の端を壁側のモジュラージャ
ックに接続します。
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポートに接続したデバイス付属の電話コードを使用する
本製品に付属の電話コードの長さが足りない場合、カプラーを
使用して延長できます。
カプラーは、電話のアクセサリを扱っ
ている電器店で購入できます。
自宅やオフィスで使用している
通常の電話コードがもう
1 本必要です。
• 正常に機能する電話機と電話コードを、本体で使用している壁
側のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認しま
す。
発信音が聞こえない場合、電話会社にお問い合わせくださ
い。
• 本体と同じ電話回線の他の機器が使用中である可能性がありま
す。
内線電話の受話器が外れている場合や、コンピュータのモ
デムを経由して電子メールの送信やインターネットへのアクセ
スを実行している場合、本体のファクス機能は使用できませ
ん。
第
8 章
214
保守とトラブルシューティング
• 他のプロセスがエラーの原因となっていないか確認してくださ
い。
ディスプレイまたはコンピュータで、問題とその解決法の
エラー
メッセージを確認してください。 エラーが解決するま
で、ファクスの送受信を行うことができません。
• 電話回線の接続ノイズが発生している可能性があります。 電話
回線の音質が悪い
(ノイズがある) と、ファクスの使用時に問題
が発生することがあります。
電話を壁側のモジュラー ジャック
に接続し、静電ノイズなどのノイズに注意して、電話線の音質
をチェックしてください。
ノイズが聞こえたら、[エラー補正モ
ード
] (ECM) をオフにして、もう一度ファクスしてみてくださ
い。
ECM の変更方法の詳細については、オンスクリーン ヘル
プを参照してください。
問題が解決しない場合、電話会社に連
絡してください。
• デジタル加入者線 (DSL) サービスの使用時は、DSL フィルタが
接続されていることを確認してください。そうしないと、ファ
クスを使用することができません。
詳細については、
ケース
B: DSL 環境でのデバイスのセットアップ
を参照してくださ
い。
• 本体が、デジタル電話用のモジュラージャックに接続されてい
ないことを確認してください。電話回線がデジタルであるかど
うかを確認するには、回線に通常のアナログ電話を接続してダ
イヤルトーンを聞きます。通常のダイヤル音が聞こえない場合
は、デジタル電話用に設定された電話回線の場合があります。
• PBX (構内交換機) または ISDN コンバータ/ターミナル アダプタ
を使用している場合は、本体が正しいポートに接続され、ター
ミナル
アダプタがお住まいの国または地域に適した種類のスイ
ッチに設定されていることを確認してください。
詳細について
は、
ケース
C: PBX 電話システムまたは ISDN 回線の環境での
デバイスのセットアップ
を参照してください。
ファクスの問題の解決
215
• 本体が DSL サービスと同じ電話回線を共有している場合、DSL
モデムが正しく接地されていない可能性があります。
DSL モデ
ムが正しく接地されていない場合、電話回線にノイズが発生す
ることがあります。電話回線の音質が悪い
(ノイズがある) と、
ファクスの使用時に問題が発生することがあります。
電話機を
壁側のモジュラージャックに接続して、静的ノイズなどのノイ
ズの有無を聞き取ると、電話回線の音質を確認できます。
ノイ
ズが聞こえる場合は、
DSL モデムをオフにして、少なくとも
15 分間電力を完全に除去します。 DSL モデムをもう一度オン
にして、ダイヤル
トーンを聞いてください。
注記 今後、電話回線で再び雑音が聞こえる場合がありま
す。
ファクスの送受信が停止する場合は、この手順を繰り返
してください。
電話回線のノイズが消えない場合、電話会社に連絡してくださ
い。
DSL モデムをオフにする方法については、DSL プロバイダ
にお問い合わせください。
• 電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラージ
ャックに接続する
2 コード コネクタです。) スプリッターを取
り外し、本体を壁側のモジュラー
ジャックに直接接続してみて
ください。
手動によるファクスの送信がうまくできない
解決方法
:
注記 この解決策は、本製品に
2 線式電話コードが付属している
次の国または地域にのみ適用されます。
アルゼンチン、オース
トラリア、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コロンビア、ギリ
シャ、インド、インドネシア、アイルランド、日本、韓国、ラ
テン
アメリカ、マレーシア、メキシコ、フィリピン、ポーラン
ド、ポルトガル、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、ス
ペイン、台湾、タイ、米国、ベネズエラ、ベトナム。
• ファクスを実行するために使用する電話機が、本体に直接接続
されていることを確認してください。
ファクスを手動で送信す
第
8 章
216
保守とトラブルシューティング
るには、下図のように、本体の
2-EXT というラベルの付いたポ
ートに電話機を直接接続してください。
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポートに接続したデバイス付属の電話コードを使用する
3 電話
• 本体に直接接続された電話から手動でファクスを送信する場
合、ファクス送信には電話機のキーパッドを使用する必要があ
ります。
デバイスのコントロール パネルのキーパッドは使用で
きません。
注記 シリアル方式の電話を使用している場合、壁のプラグ
が接続された本体ケーブルの一番先に電話を直接接続しま
す。
ファクスを受信できないが、送信はできる
解決方法
:
• 着信識別サービスを使用していない場合は、[応答呼出し音のパ
ターン
] 機能が [すべての呼び出し] に設定されていることを確認
します。
詳細については、
着信識別応答呼び出し音のパターン
の変更
を参照してください。
• [自動応答] が [オフ] に設定されている場合、ファクスの自動受
信は行われません。ファクスを手動で受信する必要がありま
す。
ファクスの手動受信についての詳細は、
ファクスの手動受
信
を参照してください。
ファクスの問題の解決
217
• ファクスと同じ電話番号でボイスメール サービスをお使いの場
合は、ファクスを手動で受信しなければなりません。自動受信
することはできません。
受信ファクスの着信に応答するために
その場にいる必要があります。
ボイスメール サービスをお使い
の場合にファクスをセットアップする方法については、
ケース
F: 電話とファクスとボイスメール サービスを一緒に利用する
を参照してください。ファクスの手動受信についての詳細は、
ファクスの手動受信
を参照してください。
• 本体と同じ電話回線上にコンピュータ モデムがある場合は、モ
デムに付属のソフトウェアが、ファクスを自動受信する設定に
なっていないことを確認してください。
ファクスを自動受信す
るよう設定されたモデムは、電話回線を占有してすべての受信
ファクスを受け取るため、本体がファクス呼び出しを受信でき
ません。
• 本体と同じ電話回線上に留守番電話がある場合は、以下のいず
れかの問題が発生している可能性があります。
◦ 留守番電話が本体に対して適切にセットアップされていな
い。
◦ 発信メッセージが長すぎる、または発信メッセージの音量が
大きすぎるために、本体がファクス
トーンを検出できず、そ
れが原因で送信元のファクス機が切断されている。
◦ 本体がファクス トーンを検出できるだけの充分な時間が、留
守番電話の発信メッセージの後にない。
この問題は、デジタ
ル留守番電話の場合に最もよく発生します。
以下のアクションを実行すると、これらの問題が解決される場
合があります。
◦ ファクスと同じ電話回線で留守番電話を使用する場合、
ケー
ス
I: 電話とファクスと留守番電話を一緒に利用する
の説明
のとおり、留守番電話を本体に直接接続してください。
◦ 本体でファクスを自動受信するように設定されていることを
確認します。
本体でファクスを自動受信するように設定する
方法については、
ファクスの受信
を参照してください。
◦ [応答呼出し回数] 設定を留守番電話よりも多い回数に設定し
ていることを確認します。
詳細については、
応答までの呼び
出し回数の設定
を参照してください。
第
8 章
218
保守とトラブルシューティング
◦ 留守番電話の接続を解除し、ファクスを受信してみます。 こ
の状態でファクスの受信に成功した場合は、留守番電話が原
因である可能性があります。
◦ 留守番電話をもう一度接続し、発信メッセージを録音し直し
ます。
約 10 秒の長さのメッセージを録音します。 メッセー
ジを録音するときには、低い音量で、ゆっくりと話してくだ
さい。
音声メッセージの後、沈黙した状態で 5 秒以上録音を
続けます。
この沈黙時間を録音するときには、バックグラウ
ンド
ノイズが入らないよう注意します。 もう一度ファクス
を受信してください。
注記 デジタル留守番電話には、外出メッセージの最後に
録音した無音部分を保持しないものもあります。
外出メ
ッセージを再生して確認してください。
• 本体が、留守番電話やコンピュータ モデム、マルチポート スイ
ッチ
ボックスなど、その他のタイプの電話機器と同じ電話回線
を共有している場合は、ファクスの信号レベルが低下すること
があります。
スプリッターを使ったり、別のケーブルをつない
で電話コードを延長しても信号レベルは低下します。
ファクス
の信号レベルが低下すると、ファクスの受信に問題が発生する
場合があります。
他の機器が問題の原因となっているかどうかを調べるには、本
体以外のすべての機器を電話回線から取り外し、ファクスを受
信してみてください。
他の機器を外したときにファクスを正常
に受信できる場合は、他の少なくとも
1 台の機器が問題の原因
である可能性があります。問題の原因になっている機器を特定
できるまで、機器を一度に
1 台ずつ戻し、そのたびにファクス
を受信します。
• ファクス用電話番号の呼び出し音のパターンが特殊な場合 (電話
会社を通じて着信識別サービスを使用している場合
) は、本体
の
[応答呼出し音のパターン] 機能がそれに合致するように設定
されていることを確認してください。詳細については、
着信識
別応答呼び出し音のパターンの変更
を参照してください。
ファクスの問題の解決
219
ファクスを送信できないが、受信はできる
解決方法
:
• 本体のダイヤル速度が速すぎるか、またはダイヤルの間隔が短
すぎます。
ファクス番号の途中に間隔の挿入が必要になること
があります。
たとえば、電話番号をダイヤルする前に外線にア
クセスする必要がある場合、外線番号の後ろに間隔を挿入して
ください。
ダイヤルする番号が 95555555 で、9 が外線へのア
クセス番号である場合、
9-555-5555 のように間隔を挿入しま
す。
9-555-5555 入力するファクス番号間に一定の間隔を入れる
には、リダイヤル
/ポーズ を押すか、ディスプレイにダッシュ記
号
[-] が表示されるまで、[スペース (#)] ボタンを繰り返し押し
ます。
ダイヤルのモニタ機能を使用してファクスを送信できます。
こ
れにより、ダイヤル時に電話回線の音を聞くことができます。
ダイヤルのペースを設定し、ダイヤル時にプロンプトに応答で
きます。
詳細については、
ダイヤル
モニタリングを使用したフ
ァクス送信
を参照してください。
• ファクス送信の際に入力したファクス番号の形式が正しくない
か、受信中のファクス機に問題が発生しています。
電話機から
ファクス番号をダイヤルし、ファクス
トーンを聞いてくださ
い。
ファクス トーンが聞こえない場合は、受信側のファクス機
の電源が入っていなかったり、接続されていなかったりする場
合があります。また、ボイス
メール サービスが、受信側の電話
回線を妨害している場合もあります。
受信者に、受信側のファ
クス機に問題がないか確認するように依頼してください。
第
8 章
220
保守とトラブルシューティング
ファクス
トーンが留守番電話に録音される
解決方法
:
• ファクスと同じ電話回線で留守番電話を使用する場合、
ケース
I: 電話とファクスと留守番電話を一緒に利用する
の説明のとお
り、留守番電話を本体に直接接続してください。
留守番電話を
推奨される方法で接続しないと、ファクス
トーンが留守番電話
に録音される場合があります。
• 本体のファクス機能が自動受信に設定され、[応答呼出し回数] の
設定が適切であることを確認してください。
デバイスの応答呼
出し回数を、留守番電話が応答する回数よりも多く設定する必
要があります。
留守番電話と本体で設定されている応答までの
呼び出し回数が同じ場合、電話とファクスの両方が着信に応答
してしまうため、ファクス
トーンが留守番電話に録音されま
す。
• 留守番電話の呼び出し回数を少なくし、本体の呼び出し回数を
サポートしている最大数に設定します
(呼び出しの最大回数は、
国
/地域によって異なります)。 この設定では、留守番電話が電
話に応答し、デバイスが電話回線を監視します。
本体がファク
ス受信音を検出した場合は、本体がファクスを受信します。
着
信が電話の場合は、留守番電話が着信のメッセージを録音しま
す。詳細については、
応答までの呼び出し回数の設定
を参照し
てください。
デバイスに付属の電話コードの長さが十分でない
解決方法
: 本製品に付属の電話コードの長さが足りない場合、カ
プラーを使用して延長できます。カプラーは、電話のアクセサリを
扱っている電器店で購入できます。自宅やオフィスで使用している
通常の電話コードがもう
1 本必要です。
ヒント 本体に
2 線式電話コード アダプタが付属している場合
は、
4 線式電話コードと合わせて使用して長さを延長できま
す。
2 線式電話コード アダプタの使用方法については、付属の
マニュアルを参照してください
(日本では付属しておりませ
ん
)。
ファクスの問題の解決
221
電話コードを延長するには
1
.
本製品に付属の電話コードの一方の端をカプラーに、もう
一方の端を本体背面の
1-LINE というラベルの付いたポー
トに接続します。
2
.
もう
1 本の電話コードを、カプラーの空いているポートと
壁側のモジュラー
ジャックに接続します。
カラー印刷できません
原因
: Incoming Fax Printing (受信ファクス印刷) オプションがオフ
です。
解決方法
: カラーファクスを印刷するには、デバイスのコントロ
ール
パネルにある [Incoming Fax Printing (受信ファクス印刷)] オプ
ションをオンにする必要があります。
コンピュータでファクスを受信できません
(PC ファクス受信)
原因
: HP Digital Imaging Monitor がオフです。
解決方法
: タスクバーを確認して、HP Digital Imaging Monitor が
常にオンであることを確認します。
原因
: ファクスの受信用として選択したコンピュータがオフで
す。
解決方法
: ファクス受信用として選択したコンピュータが常にオ
ンであるようにしてください。
原因
: セットアップ用とファクス受信用に設定したコンピュータ
が異なり、いずれかの電源がオフです。
解決方法
: ファクスを受信するコンピュータがセットアップに使
用したコンピュータと異なる場合、両方のコンピュータの電源が常
に入っている必要があります。
原因
: [PC ファクス受信] が無効になっているか、コンピュータが
ファクスを受信するように設定されていません。
第
8 章
222
保守とトラブルシューティング
解決方法
: [PC ファクス受信] を有効にし、コンピュータがファク
スを受信するように設定されていることを確認します。
原因
: HP Digital Imaging Monitor が正しく動作しません。
解決方法
: HP Digital Imaging Monitor を再起動するか、コンピュ
ータを再起動します。
ワイヤレス問題の解決
(HP Officejet J4680 のみ)
ワイヤレス設定とソフトウェアのインストールを行った後にネットワ
ークと通信できない場合は、以下の作業の
1 つ以上を実行します。
ワイヤレス設定の印刷
◦ セットアップを押します。
◦ [レポートの印刷] が表示されるまで 右矢印 を押し、OK(O) を押
します。
◦ [エラー補正モード] が表示されるまで 右矢印 を押し、OK(O) を
押します。
ワイヤレス通信設定を確認します
• コンピュータのワイヤレス カードが正しいワイヤレス プロファイ
ルに設定されていることを確認します。
ワイヤレス プロファイル
は、指定のネットワークに固有の一連のネットワーク設定です。
1
つのワイヤレス
カードに複数のワイヤレス プロファイルがある場
合があります
(例えば家庭用ネットワークとオフィス用ネットワー
クなど
)。 コンピュータにインストールされたネットワーク カード
の構成ユーティリティを開き、選択されたプロファイルがデバイス
のネットワーク用のプロファイルであることを確認します。
• デバイスのネットワーク設定がネットワークの設定と一致すること
を確認します。
ネットワークの設定を見つけるには、以下のいず
れかを実行します。
◦ インフラストラクチャ通信: ワイヤレス アクセス ポイント
(WAP) の構成ユーティリティを開きます。
◦ アドホック通信: コンピュータにインストールされたネットワ
ーク
カードの構成ユーティリティを開きます。
• ネットワークの設定を、デバイスのワイヤレス設定ページに示され
ている設定と比較し、違いがあれば書き留めます。
詳細について